2016年12月18日日曜日

猪名川の水質や自然環境、川の大切さを伝える トライやるウィーク

毎年5月末から6月の初めころ、中学2年生の職業体験「トライやるウィーク」で企業等の休日の日を受け入れています。普段中学生と接する機会がないので、猪名川を知ってもらう一日にしたいと猪名川の水質や外来植物を含め自然環境について資料を使って伝えています。年々受け入れる学校が増え最近では5校になりました。木の下での座学からはじまり
外来植物駆除、生き物観察、投網体験をします。雨の場合は、学校の教室などで、パワーポイントや資料を使って猪名川のことや流域ネット猪名川の活動、社会貢献活動などを知ってもらいます。



一日の体験の後に感想文を書いてもらっています。感想文を読むと私たちの想いが伝わっていることを感じ、活動を続けていこうと元気をもらいます。お会いできてよかったです。
感想文


〇「一番心に残ったことは〝自然の大切さ"だと私は思いました。・・・・」



〇「今日は川を通じてつながれるということを一番に考えさせられました。・・・・・」



〇「私は将来農家になりたいと思っています。農業をするにはきれいな水が必要です。きれいな水が流れる川をつくるのは、そこに住む人間が責任を持つことが大切であるということがわかりました。生き物は水があるからこそ生きていけるので、人間だけを中心に川を汚すのは自己中心的だと思いました。・・・・・・自然とふれ合えるとても大切な場所だということを改めて知りました。・・・・・私は農家になりますが、水を大切に自然とたくさんふれあい次の世代につなげていきます。」




〇「今日聞かせて貰った話はすべて初耳でした。猪名川について全然知らなかったけれど今日の話で一気にわかりました。一番驚いたことは、飲み水が猪名川からとられているということです。ダムからとっていると思っていた・・・・・」



〇「猪名川は一番身近にある川だけどどんな生き物がいるかとか、どこからどこまで流れているかとかは全然知らなかったのでいろいろ学べてよかった。……きょうの話を聞くまでは猪名川にあまり興味をもっていなかったけど、これからはもっと猪名川を大事にしようと思いました。川は意外と私たちの身のまわりの生活に関わっているんだなと思いました。」


〇「私は親やおばあちゃんから猪名川は汚いよ、全国の中でもと言われていましたが、今日はたくさんのお話を聞かせていただき猪名川はたくさんの人に守られてきれいになっていることがわかりました。・・・・外来植物の名前もはじめて聞いたのがほとんどではんしょく力が強いことがわかり見つけたらかならず抜こうとおもいました。そして家族や友達にも教えて、なるべく自分たちの手でへらしていけたらと思いました。猪名川は本当にたいせつな川、自分たちで守っていかないといけない川だとわかりました。ボランティアでやってくださっている方々に感謝して、自分も家庭でできることを考えて生活します。今日は本当にありがとうございました。」

午後からは川に入り生き物観察会や投網体験等をして猪名川の水を肌で感じてもらいます。
猪名川では投網のできる人が減っています。子どもたちに投網の技術を伝えながら
私たちの投網技術習得の場にもなっています。




外来植物駆除作業。
アレチハナガサの根。3年目?

1年目は抜きやすいが2年目3年目と巨大化する
アレチハナガサ抜きをしてもらいました。






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