2017年10月16日月曜日

水辺祭りin2017 ~当日編~

昨日の天気が嘘のようです




  





流域ネットは魚とりのために早朝に出発...しかし不漁。

天候はみるみる回復

快晴です!!

一方、会場の方は着々と準備が進んでいます
 
こちらは 「 魚さわり 」 のプールです。ポンプで水を張ります。
ここに今まで集めてきた生き物たちを放します(詳しくは前の投稿へ)。
ナマズ大迫力です!
そしてお隣をアカミミガメが泳ぎます

 
尼崎双星高等学校による吹奏楽で開演となります。


担当となったさかなさわり全景がこちら、プールの左手にあるのがザリガニ釣りコーナー。

子どもたちに大人気です。
最近はザリガニにも触れる機会が少ない様子。

このコーナーで目を引かれるのが目玉でもあるナマズ。
60cmの大きさには大人から子どもまで釘付けです。
 
会場となった尼崎園田ではナマズは親しまれた魚。
なまちゃんとして会場に登場します。
 
子どもたちに大人気、しかしナマズたちも疲れてしまうので休ませます。

 
モクズガニは水槽で展示。
はさみに指が挟まれて病院送りは避けなければ...(水槽の写真撮り忘れました)

このほかに川では、カヌー・葦船・いかだ・救命ボート(ゴムボート)に乗ることができるブースがあります。 どこも大盛況。
 ですが...

川でも渋滞は起きるんです(笑) 

 
みんなが川ガキになれた水辺祭り。こうして無事幕を下ろしました。

しかし流域ネットにはまだ最後のお仕事があります。
ここに連れてきたナマズは上流のほうで捕まえたので、もといた場所に返します。
撤収後、野尻川へ。
 
みんな欠けることなく、もといた川に返すことができました。

来年はさらなるバージョンアップ⁉
投稿者 水谷



2017年10月13日金曜日

水辺祭りin2017 ~準備編~

10月8日(日)に水辺祭りが藻川(中園橋)で行われました。
今年のテーマは、「 リターンバック " みんなで、地元で " 」

ステージ出演者は地元の学生さんなどで構成され、フリマの大部分の人が園田地域の小学生グループ。猪名川河川事務所が救命ボートの運行を始めてくれたりと、今年はみんなで持ち寄った感・地元で盛り上がる感が目立っている、ということに目を向けて、水辺祭りの特質を再認識する年にしていこうという趣旨で準備が進められました。

流域ネットが担当するのは、NPO法人 ぽけっと さんと魚さわりコーナーと外来植物(アレチウリ)駆除作戦の指導。

それでは、前日の7日の準備からチラッとご紹介します。
 
残念ながら早朝はパラパラと雨。
天気は回復するとのことで作業は進められます。


まず始めは、看板催し物の1つである葦船の運搬の助っ人に。  
立派な葦船です。文字通り「葦(アシ)」から作られた、職人さんが丹精込めて作り上げた船です。現在、ペルーのチチカカ湖では現役。
今は屋内に置かれているため、屋外に出して会場まで運ばなければなりません。
総勢10人ほどの男たちで運び出しました。植物でも束ねるとすごく重いんです。

この葦船は去年作られたものなので、今年運用するにはメンテが必要不可欠とのこと。
葦船職人さんたちを中心に一日かけて補修されます。
 
一度解体して締め直すようです、これは大変だし力がいる...
 
 
 魚さわりコーナーで泳がせる魚は藻川で捕まえることになっていますが、
当日の朝だけで用意するには無理があるので前もって集めに行きます。

投網の打ち方を教えてもらい挑戦。

慣れない投網に苦戦しつつも、魚は少しだけ捕まえることができました。 
しかし、フィールドのコンディションは雨で増水そして濁りあり。

こうしてアユ・ヌマチチブ・カマツカが数匹づつ捕まえれたのでお開き。
思った以上に魚が集まらないという不安を抱えつつ、翌日を待つのみとなりました。
当日ついては次の投稿でお知らせします。

投稿者 水谷











2017年10月1日日曜日

魚を捕まえに行きました!


10月8日(日)に尼崎中園橋河川敷で行われる 「 水辺祭り 」では、
魚に触れることのできるコーナーや展示があります。
流域ネット猪名川ではこの「魚さわりコーナー」の魚集めを担当しています。

その魚を捕まえるのは当初の予定だと当日の早朝のみ。
これでは魚が確実に確保できるか心配なので事前に捕まえようと考えました。

フィールドは野尻川、川幅が狭いのが特徴です。
川幅が狭いところを網で封鎖して魚を追い込みます。

と、ここで来客。
2匹の大きなモクズガニを捕まえることが出来ました。
ご覧の通りハサミが毛でフサフサです。 別名 「 毛蟹 」 と言います。
繁殖には親カニが川を下ってから産卵して孵化した幼生が成長しながら川を上ってきます。

中国で有名な上海ガニことチュウゴクモクズガニと同じ仲間なのでおいしいとか。

 
川とにらめっこ。

 
全長55cmのナマズを捕獲。
ナマズの特徴としては大きな口に2対のヒゲ。
夜行性で、口に入るものならなんでも食べてしまう肉食性の魚です。
もちろん在来種。 
傍らでアレチウリが生えていたのでついでに駆除します。
花や実がたくさんついていました。

さらにカメを捕まえました。
 
前回のイシガメに引き続き2種類目「 クサガメ 」 です。
外敵から襲われたときに臭腺と呼ばれる器官から臭いを出すことから、
「 臭亀 」 となったという説があります。
この亀も愛くるしい顔をしています。
ペットとして飼っていると臭いを出さなくなるんだとか。

 
サクラの花びらのごとく。
名前はサクラタデ、よく見てみると本物のサクラのようです。

今回捕まえたナマズは1週間後の水辺祭りまで保管することになります。