2016年12月17日土曜日

流域ネット猪名川の設立経緯 

                          2回目クリーン作戦(2005年2月)のゴミの状況
平成15年(2003年)12月、河川整備計画策定に向けて国土交通省猪名川河川事務所の呼びかけで「猪名川の河川敷の保全と堤防や高水敷の利用について考えよう」と円卓会議が開催された。河川敷のグランドでサッカーや野球をしたい団体と川らしい自然環境を望む人とは考え方が違い結論はでなかった。コーディネーターの提案で「先ず猪名川を見よう」と河川敷を歩いた結果、

①ゴミだらけの猪名川の現状に強く衝撃を受け、「自然環境云々より先ず猪名川のゴミを拾おう、きれいな猪名川にしよう」とクリーン作戦を2004年7月に実施。暑くて草が茂りゴミは見つけにくかった。その後の台風で再びゴミだらけになったので2005年2月「大阪湾まで流れ出る前にゴミをひろおう」と再度クリーン作戦を実施した。

②2005年(平成17年)2月末、継続して活動していこうと「流域ネット猪名川」を立ち上げる。
昭和40年頃から川が汚くなり、またかつては暮らしと密接に繋がっていた川に経済的価値がなくなり、川から人が離れ関心を持つ人が少なくなった状況を考え、私たちが暮らしていく上でなくてはならない大切な水・猪名川に多くの方に関心をもってもらい多様な生き物がすめる川にしよう活動をはじめた。

③目的: 「流域の住民・企業・行政が手をつなぎ多様な生き物がすめる清流の復元をめざす」、

④活動:「流域の住民・企業・行政が協力し猪名川クリーン作戦を実施したり、自然や環境について学習したり、猪名川に親しみ、目的達成を目指す活動を行う」
当時の猪名川はゴミ捨て場のようだった。


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